【都市伝説・昭和】口裂け女

マスクをした女性が学校帰り、塾帰りの子供に「私、きれい？」と訊ねてくる。

「きれい！」と答えると「これでも？・・」とマスクを取りながら再度訊ねてくる。

女性の口は両方の耳元まで裂けた口をしており、「綺麗じゃない！」と答えると包丁で切り殺されるという。「綺麗！」と答えると見逃してもらえる。

 2006年に水野美紀が映画「口裂け女」で口裂け女に扮しているので、興味がある人はぜひ見ていただきたい。

伝説の始まり

1979年、岐阜日日新聞で初めて紹介された都市伝説で、日本だけでなく、韓国や中国にも伝播したとされており、水木しげるの鬼太郎にも登場し、水木しげるロードに銅像が展示されている。

江戸時代に起こった農民一揆で処刑された女性の怨霊が祟ったとされるが、実際は、塾ブームが始まった際、経済的に裕福ではない家庭の母親が、塾に行かせない口実として始めたとも言われている。

※諸説あり