【都市伝説・日本史】犬の散歩を始めたのは西郷隆盛像だった?その理由は?
上野恩賜公園に立つ犬を連れた西郷隆盛の銅像はあまりにも有名ですが、実は、史実とは異なっていると言われています。
西郷隆盛が犬を飼った理由は?
西郷隆盛は明治維新後、戦がなくなったことから出番は少なくなり、暇を弄ぶ様になりました。元々甘党だったこともあり、明治維新後はドンドン太っていきました。そこで医者から「このままだと太りすぎで死ぬかも知れないから犬を飼って痩せなさい」と言われ、犬を飼い始めたのです。
そこで飼った愛犬「ツン」は、徳川将軍家にいた「お虎」という洋犬でした。その後、多い時には20匹近くの犬を飼ったほどの愛犬家となりました。
当時、犬を連れて歩くのは狩の時だけでしたが、医者から毎日歩けと言われたこともあり、毎日犬たちを連れて歩くようになりました。今では当たり前の光景ですが、最初に日本の犬の散歩を始めたのが西郷隆盛と言われています。
なぜ、上野恩賜公園の銅像は日本犬なのか?
西郷隆盛没後、銅像を立てることになるのですが、西郷隆盛が薩摩藩士だったことに加え、現在は絶滅した薩摩独特の犬・薩摩犬を世に知らしめる意味も込めて急遽薩摩犬をモデルに銅像が作られたのです。
※諸説あり