【都市伝説・ホラー映画】映画「エクソシスト」にはモデルがいた?
高2になる娘が人生初めてホラー映画を見た記念に、ホラー映画に関する都市伝説を紹介します。
昭和のホラー映画では最も有名とされる「エクソシスト」。
悪魔に憑りつかれ、様々なポルターガイスト現象が起こるという映画ですが、これにはモデルとなる話があったと言われています。
メリーランド悪魔憑き事件
1940年代アメリカのメリーランド州コッテージシティ。ローランド・ドゥーという14歳のドイツ人の少年が住んでいました。一人っ子だったこともあり、近くに住む叔母と遊ぶ機会が多かったようで、叔母が好きな幽霊やオカルトの話をよく聞いていたそうです。
特に二人はウィジャ盤というアメリカ版こっくりさんがお気に入りだったようで、占いや降霊術を頻繁にしていたそうです。こううしてローランドは徐々にオカルトの世界に傾注していくこととなったのです。
そんなある日、叔母が急死してしまいました。この頃からローランドの身の回りでは不可解な現象、ポルターガイスト現象が起こるようになってきました。どこからともなくラップ音が聞こえてきたり、家具がガタガタ揺れたり・・・・・
ポルターガイスト現象は物が飛んだり、花瓶が割れたりと、日に日に酷くなっていき、
とうとう、ローランドの体にも異変が起こるようになっていました。
急に別の人格が現れ狂暴になったり、ミミズ腫れのような形で「hell(地獄)」「evil(悪の)」といった文字が現れるようになりました。
困った両親は、近くのルーテル教会のルーサー神父に相談をしました。ポルターガイスト現象を目の当たりにし、自分では助けられないと判断したルーサー神父は、数少ない悪魔祓いができるエドワード神父に相談し、ワシントンにあるジョージタウン大学病院(イエズス会の病院)で悪魔祓いを行うこととなったのです。ただ、この悪魔祓いはうまくいかず、最終的には大司教に悪魔祓いの許可を得て、別の2人の司祭にお願いすることとなりました。2か月間、何度もポルターガイスト現象が出現し、合計30回にも及ぶ悪魔祓いを行い、雷にも似た大きな音とともに、ローランドは正常に戻ったとされます。
この話、実際には、ポルターガイスト現象ではなく、ローランドは解離性同一性障害だっとか、総合失調症だったとも言われています。
いづれにしても、エクソシストに似た現象が起こっていたと考えるとぞっとする話です。
※諸説あり