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【都市伝説・日本史】坂本龍馬暗殺事件の本当の黒幕は誰?

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誰もが知っている坂本龍馬。32歳で京都の河原町にあった土佐藩士行きつけの近江屋で、中岡慎太郎、山田藤吉(竜馬の付き人)とともに暗殺されたことでも有名です。

 

いったい誰が坂本龍馬を暗殺をしたのか?

 

有力な説では、京都見回組の今井信郎ら4人が襲撃したとされている。

 

京都見回組とは、新選組と同じく会津若松藩が京都の治安を目的に派遣していた警備部隊。つまり、徳川幕府京都市警察のような存在です。

 

確かに坂本龍馬は、薩長同盟の実現に活躍したり、大政奉還を実現したりと、徳川幕府としては目の上のたんコブだったため、徳川幕府が暗殺命令を出したとして不思議ではない。

この暗殺は綿密に計画されたとされ、暗殺メンバーは過去の経歴や実績を調べるため、何度も面接が行われ、選ばれた者だけが暗殺を行ったされる。

にもかかわらず、一人だけ面接されずにメンバーに参加した人間がいる。

 

それが今井信郎

 

この今井信郎は、後に龍馬暗殺の罪に問われ、静岡で収監されるのだが、収監とは名ばかりで、静岡藩の記録によると生活費(今でいう30万円以上)が支払われていたという。これは、罪人に対して行う行為では決してない。では、誰がその支払いを指示していたのか??

 

それは、当時、静岡藩の幹事だった勝海舟・・・

つまり、坂本龍馬暗殺の黒幕は勝海舟!?



では、なぜ勝海舟坂本龍馬殺害の黒幕なのか??

 

そもそも勝海舟は、徳川幕府の重鎮だが、開国論者でもあり、ある意味裏切者だったことで有名。さらに坂本龍馬の師匠で、様々なこれからの国造りに関して龍馬に教えたとされる師弟関係。さらに、徳川幕府代表として西郷隆盛と話し合い江戸城無血開城を成し遂げた人物。

 

これをひも解く資料が下関の長府博物館に残されています。

坂本龍馬が記したとされる直筆の新政府体制原案があります。この中には西郷隆盛大久保利通坂本龍馬本人の名前も記されている。ところが、勝海舟の名前がなかったのです。それだけでなく、新体制案での初代総理大臣として最後の徳川将軍であった徳川慶喜の名前が記されていたのです。

 

大政奉還の交渉の中で、坂本龍馬徳川慶喜の器量と見識に惚れ、いつの間にか徳川側の人間として取り込まれていったと推察されます。

これに危機感を覚えた、勝海舟は、このままでは新政府が徳川幕府の延長になってしまうと考え、ソフトランディングしようとした坂本龍馬を敵として考えるようになったと考えられます。

 

さらに、勝海舟は、実際に殺害した今井信郎とは幕府講武所で同じ直心影流の師範同志。剣術に優れ、勝海舟の信頼おける間柄だったと考えるのは自然だと思われます。

 

まとめ

勝海舟は、教え子だった坂本龍馬が新政府で徳川慶喜を総理にしようとする危機感と新政府の要職に自分の名前を入れていなかったことに不信感を覚え、同志で信用のおける今川信郎に政府手動の暗殺計画に潜り込ませて坂本龍馬を暗殺させたというお話でした。

 

※諸説あり