【都市伝説・童謡】「桃太郎」は陰陽師でおなじみの陰陽五行説だった?
桃太郎は、あまりにも有名なのでいきなり考察していきますね。
1.桃から生まれた?
江戸時代までは、「お爺さんとお婆さんが川から流れてきた桃を食べたところ、元気がみなぎってきたので子作りをしたら桃太郎が生まれた」とされています。
これだと、桃は精力剤か!?あまりにも高齢出産じゃない!?と突っ込まれる上、教育上よくないということから、明治時代より、桃の中から桃太郎が現れたと書き直されたそうです。
2.桃太郎伝説は岡山の話?
大和朝廷が全国制覇する過程の時代、天皇の子(皇太子)であった吉備津彦命(きびつひこのみこと)が現在の倉敷を中心に勢力を拡大していた吉備の首長を討伐するため派遣された話があり、これが桃太郎の話に似てることから桃太郎=岡山とされている。
江戸時代までの桃太郎の絵本には富士山が描かれており、桃太郎=山梨とされていた。昭和に入り、吉備津神社の話もあって、岡山県知事が観光PRを目的に、黍団子(きびだんご)=吉備団子と言い換えたことがウケ、徐々に桃太郎=岡山となっていったようです。
3.桃太郎は陰陽道だった?
陰陽道では北東=鬼門、その反対側を裏鬼門と言います。裏鬼門を時計回りに見ると、申(サル)→酉(トリ)→戌(イヌ)となっています。
五行では、陰陽道の裏鬼門の位置は金となり、金は秋を表し、果物は桃を表します。
つまり、五行で桃太郎が生まれ、お伴にとして陰陽道の裏鬼門であったサル、トリ、イヌを順番に仲間に入れたとされています。
余談ですが、本当に鬼退治をしたかったのであれば、犬はまだしも、戦力にならないサル、キジを連れて行くのでしょうか?怪力の兵士、剣の達人の兵士を連れていくと思うのですが、、、しかもキビ団子一つで命をかけた戦いに参加する?ってツッコミどころ満載なお話です。。
※諸説あり